ゴー宣DOJO

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トッキー
2013.7.27 07:03

家族観・死生観「ライジング47」の感想その3

小林よしのりライジングVOL.47
「小林家に見る、親子・家族関係の真実」

にいただいた感想、さらにご紹介します!

よしりん先生も今回は
「人はどう読むんだろう」
と、予想がつかなかったということですが、
いただいた感想からさらにこれからの
創作のヒントを見つけたようです。


今週のライジングの内容を
小林師範と同じ世代に生まれ育った母親に読ませたところ、
小林師範は親を物凄く愛しているからこそ、
怒っているのだといっていました。
もし、愛していなかったら旅行や金銭援助、さらには住まいまで
買ってあげることはもちろん、母の行為に対して怒ることもない
ということでした。

ですから、もし、母がお亡くなりにでもなろうものなら間違いなく、
涙を流すほどに悲しむだろうということでした。
周囲の、雅子妃殿下を誹謗中傷するマスコミや評論家を含む、
心無い方々は理解しないと思いますが、母を含む周囲の人々の
殆どが小林師範は親をこの上なく愛する本当に心優しい人であると、
今週のライジングを読んで理解するはずだと母は言っていました。
(後略)

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今週のゴー宣、衝撃でした。
よしりん先生は、充分親孝行者です。
マンションを買ってあげて、高額のお小遣いもあげて、
海外旅行やホテルステイにも連れていってあげて、
そのうえ、遺産相続は辞退して、
ご自分の力で東京に拠点を作られたわけですから。
それなのに、氷川教のお布施が足りなくなった時は
息子のお財布をアテに、なんて態度を取られたら、
私がよしりん先生なら、キレまくりです。
以前のライジングで、みなぼん編集長が
「先生ぼんはすごくお人好しのところがあって、
相手のことをギリギリまで、ものすごく好意的に解釈しようとする」
というようなことを書いていらっしゃいましたが、
お母様の「あんたには生命保険・・・」の件も、
もしかしてそのパターンなのかもしれない、
と感じました。
そもそも、子供はみんな、
どんな母親であっても、お母さんのことが大好きですからね。
とことん好意的に解釈するでしょう。
私がよしりん先生の立場だったとしても、やはり
愛のムチだと思うでしょう。
行き過ぎた個人主義、快楽主義は、醜悪なものにしかならず、
あくまで他者への思いやりや公共心という歯止めが
必要なのだと思いました。
ですから、80を過ぎた親が余命宣告をされても、
すぐに様子を見に行く気になれない、
というのも、ごく正直な気持ちだと思いますし、
それを公開してしまうよしりん先生は、
根っからの表現者だと思いました。
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今回の「小林家に見る、親子・家族関係の真実」を読み、
その“身内”についての率直な内容に最初はドギマギしました;。
そして前号のみなぼんさんの「今週のよしりん」がすぐに重なりました。
(引用部分はそこからです)
>自分の気持ちに嘘がつけない、とことん「世渡り下手」な先生ぼんを
 常に目の当たりにしている私は、そんな先生が「世間体」を
 重要視するこの日本で、ここまで長く生き残って影響力を発揮し
 続けてこられたことは、まるで「奇跡」とすら感じられる、今日この頃です。
あぁ身内、それも何と母親についてもそれは寸分の妥協や世間体を
気にしての伏字は無いのだ。どうかすると周りが狼狽するほど
“私的な事情暴露”に見えるけれど、これは紛う方無き
「ゴー宣」の文章なのだ。つまり、
>それは単に、「自分の気持ちに嘘がつけないから」という理由
 だけでなく、問題を抱えた状態のままスルーしていたら、最終的に
 後戻りできない破滅に至るのではないか、という危機感が
 常にあるからです。
欺瞞に満ちた世間体や、偽善・過剰診療を浴びせる看取りへの疑問、
第一誰にも訪れる終焉に自分はどう向かうのか、という考察・意思—
【人としての身仕舞い】の有り方、・・・自分も周囲も共にはっきり
観ないままドロドロになっている場所への切り込みの論である
と思いました。 (こちらに刃がむくような・・胸が痛くなる「ゴー宣」でした)
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今週の「ゴー宣」は痛快でした。

私も「親子はこうあるべし」という「良識」を押し付けられて
腹を立てた経験があります。
そうした傍観者の善意で言動を規定される息苦しさは、
経験しないと分からないと思います。
自民党の「家族は助け合わなければならない」という改憲案が、
如何に浅薄であることか。
これは善意の膜を被った思想の矯正と言っても過言ではないでしょう。
この改憲案は、世間が何となく持っている無責任な「良識」が
顕在化したものだと思います。
今週の「ゴー宣」は、本当に「よくぞ言ってくれた!」という感じです。
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今週のゴー宣は異色の作品になりましたね。

これを読んでの私の感想は「うちの母にもこうなって欲しいな」
というものでした。
我が家は母子家庭で母には今まで育ててもらったことに
大変感謝しています。
母一人息子一人ですから自分のやりたいこともやらずに我慢して
私を育ててくれたことでしょう。
今はまだ働いていてもう少しで仕事を辞めると思いますが、
辞めたら「あれもしたい!これもしたい!」って今から何をしようか
楽しみにしています。
人間、仕事を辞めると急に老け込むと聞きますから、せめて母には
引退後は好き放題わがままやってもらいたいと思います。
今こう思えるのは母の実家がすぐ近くであること、また年齢も
60代後半である等小林先生の環境とは違うからだと思いますが。
(母は脳梗塞を患っていますが今は治療と生活習慣で普通に
生活が出来ています。)
一応今の気持ちはこんな感じです。でももっと年をとって
わがままがエスカレートしたらどうなるかわかりませんね(^^;)
(後略)


たくさんのご感想、ありがとうございます!

この「問題作」から、今後さらに
どのような作品が生まれて行くのか、
ぜひご期待ください!

トッキー

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